全部、プリケツが悪い。
本編
ネタバレ注意!
自己紹介
皆さんこんにちは!
私は、ライオネル家末裔のレオ!↓
あの高名なライオネル家の次期当主として、
「秘宝防衛任務」という秘宝を魔族から守るミッションのリーダーをやっています!
あなた「ええっ…!?すごすぎます!!ははぁ〜!」
ちょっとちょっと、面を上げてくださいwwww
私なんてただちょっと血筋が良いだけの普通の人ですからwwwwwwwwww
あなた「いえいえとんでもございません!」
ちょっと〜〜wwやめてくださいって〜ww
……
……
……
……
いや、マジでやめて……?
すいません。これ謙遜とかじゃなくて、私、マジで「血筋が良いだけ」なんです。
どういうことか?
私って魔法で有名な家系に生まれたんですけど、魔法使いとして致命的な欠点を持っていて……
んですよ。
普通はできるんです。通常の人は一日寝たら魔力が回復します。RPGゲームでもそうですよね?宿に泊まったらMP全回復しますよね?
でも私はそうならないんです。
これがどういうことかわかる……?
ってこと。
そう、私はライオネル家の歴史の中でも群を抜くレベルの無能魔法使い。
なんと魔力を補給するには、ポーションをがぶ飲みするか、周りから魔力を分けてもらうしかありません。
そんな魔法使いとして致命的な欠陥を持つ私は当然、幼少期から周りに陰口を叩かれまくって自己肯定感はサゲサゲ。
身長も170cmないし。おまけに早生まれだし。もう最悪ですよ。
血筋だけで秘宝防衛任務のリーダーになってるけど、正直役には立ってません。少なくとも戦闘力という点に関して私はリーダーの器ではありませんから。
いやこれ、完全に自分のキャパ超えてる仕事なんだよな……
はぁ、ため息止まらん……。
つら……
もう死のかな……
……
……
……
そう思ってた時期が私にもありましたwwwwwww
そう、従者のルナの手コキ魔力補給をもらうまではね。
紹介しましょう。私の従者であり、懐刀であるルナです。
おっと、すいません。おっぱいが大きすぎて顔が入っていませんでした。
こちらです。美人ですね〜〜
ちなみにこれはライオネル家の従者の正装らしいです。教えはどうなってんだ教えは!
話を戻すと、先程のように私の従者のルナが手コキ魔力補給を頻繁に行ってくれているので、無能な私でもなんとか仕事ができています!
なぜ手コキなのか?それは感情の昂りが魔力補給を促進させる効果があるからです!要はエッチなことをすれば魔力が補給できるんです!!これ以上は聞くな!
あなた「え〜〜〜でもルナはきっとイヤイヤやってるよね。従者だから仕方ないのかもしれないけどザコ主人の介護しないといけないのかわいそう〜〜〜〜〜w」
……
……
はい、巨乳の従者を持つ私に嫉妬するのやめてください。
ルナ、私にガチ恋なので。
あのね、顔とか魔法使いとしての能力とかじゃないんですよ。
ルナはね、
私の……
こ!こ! ちゃんと見てくれてんだよね。
積み上げてきた絆が違うんすよ、絆が。
別に私が頼み込んでいるわけでもないのに、すきあらば魔力補給と称してエッチなことをしてくれます。
エッチなだけでも正直十分なのですが……
戦闘もめちゃくちゃ強い!!
武闘派だった時代のライオネル家に雇われていた元殺し屋なのでほとんどの敵は瞬殺するチートキャラです。
私が困った時はいつも一瞬でかけつけて、敵をSHINOBI EXECUTIONしてくれます。
つまり、強くてエロくて可愛い戦国乙女ってこと。
あのね……
こんなすごい人がダメダメな私を愛してくれるんだもん。好きになるに決まってます。
というわけで、私たちは主人と従者という関係を超えて毎日愛し合ってます。みんなごめんねw
ちなみに……
秘宝防衛任務のメンバーは実はルナ以外にもたくさんいるんですよ。紹介します!
まずはコトリ!妹のようでチームのムードメーカー的存在。常に場の空気を良くしてくれるし、やる時はやってくれる頼もしいメンバー!おっぱいもデカい!
そしてクロネ!常にノーブラ散歩してくれるうえに、ルナに勝るとも劣らないほど強い!ちなみにおっぱいはでかい!
そしてこの女の子たちが何故かみーーーーーんな、私のことが好きなんだよね。
やれやれ、どうやら私は魔法の才能は神からいただけませんでしたが、信頼できる仲間には恵まれたようです。この天性の愛されキャラが彼女たちを惹きつけるのでしょうか。我ながら罪な男ですよ、まったく。
おかげでこの秘宝防衛任務も順調そのもの。今日もルナが一晩でやってくれました。
はーーーーーーーーーーーー、今日もありがとねルナ。
さてと、じゃあ私は……
弱いからやることもないし……
クロネと隠れてイチャイチャしよーっとwwwwwwwww
あなた「え、こいつ最低じゃん。無能なお前のために無償の愛を捧げてくれるルナに対する裏切り行為だろそれ。」
……
……
私「シャラップ。」
これもチームのためだから。
別に遊んでいるわけではありません。コレも仕事です。こうやって密にコミュニケーションして、空気を良くすることがミッションの達成につながるんですよ。これだから素人は困る……。
しかもね、あんたら裏切り裏切り言いますけど……
ちょっと密着してるだけで、それ以上のことしているわけじゃないんですから。ティーンみたいなこと言うなと。ピーピー騒ぐなと。
チンチンイライラさせるなと。私はそう言いたいわけですよ。
…………
…………
……
……
クロネ「ほらイケっ!!♥浮気手コキでイきなよ!♥」
あなた「どええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!?いいいいいいいいいいや!おい!!!完全にやってるじゃねえかこれ!!これはどうみても浮気だろ?てかクロネも浮気手コキって言ってるし!!」
私「…………」
違います。
浮気?ノンノン。さっきも一回言いましたよね?しょうがないんですー!私は魔力補給がないと戦えないんですー!
もちろんルナに魔力補給してもらっても良いですけど!!ずっとルナとエッチなことして魔力補給するのも……飽きt……彼女に申し訳ないじゃないですか!!
冷静に考えてください。もしルナが体調が悪くなって……もしくは大怪我して倒れてしまったら、
私は誰から魔力を貰えば良いんですか?
もしかして、その時になって
「コトリ、クロネ、私とエッチしよ……?」
そんな、ぴえんな事を言うつもりなんですか?それこそ彼女たちに失礼じゃありませんか?
だからね?
こういった平時からルナとクロネの両方から魔力をもらう体制を作ることでリーダーの私が安定稼動できるようにリスクヘッジしているわけですよ。
どう考えてもこれが合理的ですよね?はいかいいえで答えてください。
……
……
はい、論破な。私とクロネの関係はセフレなんかじゃありませーんww魔力補給のためのビジネスパートナーですww残念でしたwwww
……
……
……
はい、私はクロネのセフレですっ!!♥♥
いや違う、これは言わされてるだけだから。
まあ聞いてよ。クロネがめちゃくちゃ床上手でさ。
私のルナへの気持ちに気づいているからちょこちょこ背徳感を煽ってくるのよ。エロい女だな〜〜〜こいつ本当に……
しかもルナには全部秘密にしてくれるって言うし……
良い女だな〜〜
普通の女はす〜ぐ他の女に喋りよりますからね!その点、こいつは信用できます。
は〜楽し!現地妻を作って、正妻とも仲良くできてるし……
もう一生秘宝防衛任務で良いんじゃないかな。
……
……
と思ってたら、ある日……
セフレのクロネが任務から帰ってこなくなりました。
はあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!?????
これには仲の良かったコトリをはじめ、メンバー全員大パニック。
もちろん私も大パニック!!
おおおおおおおおおおおおおい!クロネどこにいっちまったんだ!今日も私と浮気セックスしてくれるって約束してたじゃないかあああああああああああああああああああああああああ!!
もしかして魔物にやられちゃったの……?いやそんなはずはない!あんなに強いクロネが負けるわけがない!
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおいお前ら探せ!!なんとしてでも今日中に探し出せ!これはリーダー命令だ!
あのさ!ルナ!クロネがいなくなっちゃった!絶対に探し出さないといけない!もっと多くの人数で探しにいけないだろうか?
ルナ「…………ふぅ…………」
ルナ「これは……不躾な質問です。ご無礼をお許しください」
私「……ん?なに?」
ルナ「彼女は傭兵で、この任務が終わったら一生会わないかもしれない女性です。」
ルナ「任務を途中で放棄する者がいてもおかしくはありません。もっと報酬の高い任務に移った可能性まであります。
ルナ「それでも……クロネがそんなに大切なのですか?」
私「……!!」
……
……
私「うん。当たり前じゃん。どうしたんだ?ルナ。」(すっとぼけ)
私「俺はリーダーだからさ。やっぱいなくなった人の事気になるんだよ。それってそんなにおかしいかなぁ?」
……
……
ルナ「この期に及んで意味不明な質問をしてしまいました。反省します。」
おう!別に気にしなくても良いぜ!クロネ心配だな、帰って来るといいな。
……
……
……
いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいや間一髪!!
私がクロネに必死になりすぎて、クロネに好意があるんじゃないかとルナに疑われてしまいました。
でも所詮は従者。主人の私が逆ギレしたら素直に自分の間違いを認めて謝ってくれて耐えました。
え?パワハラとは言わせませんよ。ちゃんと仲直りの手コキもしましたから。
かつてギリシャの都市国家群を滅ぼしたのが何か知ってますか?デマですよ。
そんなこんなでクロネが帰ってこない状態が続いてるので、久しぶりにルナに目線を戻してみた私なのですが……
なんか最近、
全然任務に身が入ってないし……
任務の話し合いを二人でしたいって言っても断られるし……
なんか魔力補給もすごい事務的になってるし……
いや私、主なんだが?対応雑すぎない?
そんなモヤモヤが積もるなか、ブレイキングニュース!!
ルナが対立している魔物を屋敷に連れ込んでセックスしているとの情報!
どえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!?
おい!!!ルナ……お、おま……まさか……!!
お前……!
おまええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!
……
……
ってなるわけないんですよね。
あのね、今騙されそうになった人はマルチとかに気を付けた方が良いですよ。
こんなものどう考えても敵の陽動作戦ですから。フェイクニュースですから。
デマを流すことで相手の内部をぐちゃぐちゃにして盤面をひっくり返す。こんなもの敵の常套手段なんですよ。私はそんな見え見えの手には引っかかりません!
それにね、ルナは大昔からライオネル家の秘宝を守る従者ぞ?
わたしは彼女のことを心から信頼していますから!そんなことで私たちの絆は揺らぎません!舐めないでください!
……って言っている間に忍び込んでいた敵を捕まえることに成功しましたwwww
んじゃ、口も割らないみたいだし、もうこいつ殺してもいいよね?
みんな「さんせーい」
はい、賛成多数。民主的にきまりましたね〜〜!じゃあこいつ殺します。
ルナ「まて。」
私「え……?」
ルナ「この件に関しては全て私に一任しろ」
……
……は?
いやいや、ダメだよね?ルナ。それって「殺さないで」って言ってるのと同じだよ?なんで敵である魔族をかばうの?
ルナ「なぜでしょう。戦闘力では私が一番です。始末を担当するのは適任のはず。」
……は?いやいや意味不明だから、
お前自分が何言ってるのかわかってるの?
え……?
もしかして……
あのタレコミは本当なのか……?
ちょっとこの件は保留で。ルナお前こっちこい!
あのさぁ……こんな事言いたくないけどあの魔物とはどういう関係なんだ?お前なんか隠しているよな?私に。
主である私にぃ!お前コラ!!!
ルナ「…………」
ルナ「そういう主こそ」
私「!!?」
ルナ「私に何か隠しているのではないですか?」
??!!??!?!??!!??!?!??!!?
は……は、はぁ……!?はあああぁ……!?!?
隠し事ってなんだよ何も隠してねーし!!信義誠実がモットーだし!!
お前、主人を疑うのかたわけ!
ルナ「…………」
ルナ「お言葉ですが、今まで私は貴方とクロネの逢瀬を黙認しておりました」
!??????????!???!??!??!!!!!!!!!!!!!!!!!?!??!?!??!?!?!??!??!??!?!????!!!!!!!!!!!!?!!!!?!?!??!!!!!!!!!!!!!!??!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!??!?!?!??!?!??????????!???!??!??!!!!!!!!!!!!!!!!!?!??!?!??!?!?!??!??!??!?!?
???!!!!!!!!!!!!?!!!!?!?!??!!!!!!!!!!!!!!??!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!??!?!?!??!?!??????????!???!??!??!!!!!!!!!!!!!!!!!?!??!?!??!?!?!??!??!??!?!????!!!!!!!!!!!!?!!!!?!?!??!!!!!!!!!!!!!!??!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!??!?!?!??!?
ルナ「気づかない訳ありません。私に様々な”内緒”を抱えているのも知っております。」
ルナ「それでも私が黙認していたのはクロネに明確な殺意がなかったからです。」
ルナ「そして……個人的な気持ちだけで貴方の成長を制限したくなかった。」
ルナ「それなのに……何故私だけを疑うのですか。ご自身の事は……?」
私「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ」(過呼吸)
私「ルナ……ちょ、ちょっとまってくれ。それはな深い事情があってだな……!魔力補給をな、お前にだけ頼るのもあれだし、お前を不安にさせないようにな…それにな……(ガクガクブルブル」
ルナ「不毛です」
……
ルナは去ってしまった……
終わった……何もかも……
もう私には魔力を補給してくれる人は誰もいない……クロネもルナも消えてしまった……
魔力も人望もない私は出涸らしの魔法使いとして生きていくことになりました……
もうミッション無理じゃん……
やべ……
辛すぎ……
涙で前なんも見えん……
……え?
クロネ!!?
クロネ「ごめんね。急にいなくなって。」
ちょお前、マジでどこ行ってたんだよ〜〜〜〜!!
あのねあのね?聞いて?ルナがさ。ひどいんだよ。主人である私をほったらかしにして魔族をこの屋敷に連れ込んでセックスしまくってたんだよ。ひどくない?それでさ私が問い詰めたらさ、「そういうアンタはどうなんだ〜〜」って逆ギレされてさ、いや冷静に考えたら「お前も浮気しているだろ!」って返答おかしくない?質問に答えてなくない?まさか従者にあのトーンで切り返されるとは思わなくてマジでしょんべんチビッちゃったよ。みてほらここのズボンのところ。ここだけ色が変わっちゃってる。
〜話すこと10分〜
……
すまんみんな……
クロネも普通に敵だったわ……
※クロネが敵側であることは超序盤(EP1)で明かされる情報です。
かろうじておっぱいはしゃぶらせてもらったけど……
今度こそ終わった……。もう私には何も残されてない……
…………いや、
まだいたか……!
あいつが!
コトリが!
がっつりHシーンがあるのにこの記事では全くフィーチャーされなかった秘宝防衛ミッションの妹分!
私のコトリが!
そう……
私たちは身近なものに対してすぐそのありがたさを忘れてしまい、感謝の気持ちを失ってしまいます……
コトリ……私、やっとあなたの大切さに気づけたよ……
とりあえず手コキしてくれないかな!多分してくれるはず!急いで頼みにいきましょう!!
え…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。
死んどるやんけえええええこいつううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!
その後、私は、無事ルナからの「魔力補給」を受けた魔族にボコられて死亡。
無の世界へ……
……
……
……ま、
ここまで脳内シミュレーションなんですがねwwwwww
さ、じゃあ次はこのゲーム最大のウリのW寝取られルート行ってくるか。
一度寝取られても大丈夫。
様々なNTRパターンが堪能できる。
そう『ミラージュの離反』ならね。