ミライの未来。
導入:【悲報】日本、また負ける。
タクシーを万札で止めていた時代はもはやいにしえ。
バブル崩壊からはや30年。経済成長率は緩やかな低下……いや贔屓目に見て横ばいでしょうか……どちらにせよ満足を得られないまま今に至ってます。
私たちはこの期間を「失われた30年」とシニカルに語っているわけなのですが、どうやら無事、40thアニバーサリーも迎えられそうですね。今、国民総出でパレードの準備をしている最中でしょう。
……と、
偉そうに語っている当の私は、過去を語れるほど長くは生きていないのですが。
しかし、なんとなく小学生の頃は身の回りのものがメイドインジャパンで溢れかえっていたような気がします。
……
…………
………………これは流石に思い出補正ですかね。
まあ、多少思い出は美化させてください。
なんせ今はiPhoneのアラームで目を覚まし、
Spotifyで歌詞もよくわからない洋楽を流しながら、
Macを開いてWordPressに意味不明な文章を書き連ね、
Uberに持ってきてもらったダブルチーズバーガーを頬張り、
Amazonの空き箱の処理にうんざりしながら現実逃避でふと開いたTikTokに小一時間脳をハックされ、
粛清に怯えながらTwitterを触り、
HisenseのテレビでYoutubeを流しながらまどろみ、
Pfizerのワクチンを打ってコロナ禍を凌いでいるのですから。
…………
………………
4兆円。
これは2021年に米ファイザーがコロナ関連のワクチン、薬だけで稼いだ金額です。
結果、ファイザーは続く2022年に製薬企業の王座を5年ぶりに奪還。同年に製薬企業初となる10兆円企業となりました。
ファイザーワクチンの実質的な技術担当だったビオンテック。そして皆さんもご存知のアストラゼネカ、モデルナも通常起こり得ない大幅な増収増益を達成。
コロナが世界に与えた傷はあまりにも大きかったですが、その一方でチャンスを掴んだ製薬企業が多数生まれました。
その中に日本企業の姿は……
……
…………
ないんですねえ……
日本最大手の武田薬品工業は国民へのワクチン早期提供を大義名分として、はやばやとモデルナ、ノババックスと提携して後方支援。小銭稼ぎに奔走しました。
また、日本発の経口コロナウイルス治療薬として富士フイルムのアビガンが一時期注目されましたが、結局、有意差に関しての試験で足踏みしている間に、ブームに乗り遅れました。
その他有象無象はワタワタしているだけで小銭稼ぎすらできませんでした。
世界よ、これがジャパンだ。
……
…………
とまあ、無責任に日本の製薬企業をこき下ろしてきましたけど、
ワクチンに関しては必敗というか、そもそもそんなに勝つ気が無かったと思うんですよね。
なぜなら日本はワクチン後進国。この分野はハッキリ言って苦手です。
国民皆保険制度を基盤とした医療のトータルのレベルはまだまだ世界最高と言っていいのですが、ワクチンはちょっと浮いているレベルで遅れています。
その原因として
・国産にこだわる文化のせいで国際競争力が失われた。(インフルエンザワクチンは致命的に不足しない限り基本国産で回している。)
・試験が厳しすぎる。(第三相試験が特に固い)
・為政者、マスコミを含めた国民全体のリテラシーが低い(子宮頸がんワクチンのネガティブキャンペーン事件)
などのもっともらしい理由がよく挙げられるのですが、
今回のコロナワクチンが作れなかった件に関してはコロナ流行の直前の2018年にmRNAタイプのワクチン研究が打ち切られたという事件が大きく影響した気がします。
2016〜2018年に東京大学医科学研究所と第一三共の共同研究によって行われたmRNAタイプのワクチン開発プロジェクト。
このプロジェクトはメチャクチャ噛み砕いて言うと
これまでワクチンは弱毒化したり不活化して手間暇かけて作るのが主流だったけど、
それクソめんどくさいし、危ないし、突然変異に対応できないし、何より遅すぎて大量生産できないから新しい方法でワクチン作れないかなあというお気持ちで始まった企画です。
結論から言うと、このプロジェクトメチャクチャ意義がありました。
コロナウイルスワクチンはまさに速く、安全に、大量に人類に配布する必要があったからです。
現に、私たちの多くが接種したファイザー、モデルナのワクチンはmRNAワクチンです。
そう、彼らは間に合わせたのです。
しかし、日本は……?
先程も言ったように研究段階で打ち切られました。直接の理由は予算なのですが、それを取り巻く環境も前述したとおり日本はあまりよくありませんでした。
そして投資をケチった代償を想像の10倍早く支払う羽目になったわけです。とはいえ、続けても勝算は薄かったとは思いますが。
……
…………
……
…………
まあ……こういう日本が負ける話ってもう若干食傷気味ですよね。
負けたと聞いても心が動きません。最近は、「逆に、昔はなんでアメリカに勝ってたの?」という気持ちになります。
そんな割とトホホな状況にある麗しき我らがジャパンなのですが
……
…………
私はそんなに悲観していません。
少なくともエロゲ、パチンコは日本一強ですし??
それは置いとくとしても
まだまだ野心あふれる企業。ファイターが残っています。そう、製薬企業にもね!
塩●義製薬。
彼らは研究資源をコロナ、そして次に来るかもしれないネクストコロナ型パンデミックに向けて全ツッパしています。
No Reason.
カッコいい。別に現状維持でもしばらくは食っていけるポジションなのに!
みなが忘れかけていた大和魂がそこにはありました。
私は決めました。彼を応援しようと。
少なくとも足は引っ張るまいと。
これはつまり、結果を出すなら多少の不正は目をつむるということです。
そう、たとえ……
地下の研究施設で秘密裏に人体実験していたとしてもね!!!
というわけで、塩●義の地下実験施設に邪魔者が入ってきたので
とっ捕まえてお仕置きしていきましょう。
攻略スタートです。
本編
アクメブラスター!(のぶ代ver.)
というわけでまずはあらすじ
とある製薬会社で非合法の人体実験が行われているとの情報を手に入れた謎のエージェント、ミライ。
彼女は独自に潜入捜査をするべく製薬会社に向かった。しかし、製薬会社の地下研究所で油断して捕まってしまう。
地下研究所では特殊なマシンによる機械姦調教が行われており、エージェントミライは機械姦調教を受けることになってしまう。dlsite
……
あっ、と……これは……
ミライ側の意見ですね。
このあらすじは間違いで、社会正義のために一生懸命働いていた私たちの邪魔をしようと、エージェント面したネズミが忍び込んできたのでとっ捕まえるというのが史実です。正義は我らにあり。
ってこいつ……
ただのネズミじゃねえ!!
クソッタレ!!
!!!????????
A.T.フィールド!!???
ああ……間違いない……
使徒だ。
ミサt……じゃなかったカエデさん!!どうすればいいですか!!??
とりあえずこれ使って!!!
アクメブラスター!!
私「なんですか、それ!!!」
しかし、詳しい話を聞いている時間がない!!
……
…………
……
…………
ええい、ままよ!!!
……
……
……
…………
………………
記憶排泄は常識です。
ミライ「ハッ!!」
というわけでアクメブラスターによりなんとかミライを捕まえたので、
彼女の素性を調べていきます。
どこから派遣されたのか、目的はなんなのか。聞きたいことは山程あります。
私「カエデさん。尋問をはじめていきたいんですけど、やっぱり拷問とかしたほうがいいんですかね?」
カエデ「いいえ。」
カエデ「彼女をできるだけ開発してアクメさせて尻から薬剤入れて記憶を排泄させて。」
…………
………………
…………
………………はい?
カエデ「彼女をできるだけ開発してアクメさせて尻から薬剤入れて記憶を排泄させて。」
……
…………
………………ん?
私「あ、あのーすいません。言っている意味がよくわからなかったのですが……」
……
…………
カエデ「はあ……」
カエデ「だーかーら」
開発して、
アクメさせて、
尻から薬剤入れて、
記憶排泄!!!
記憶「」(ホカホカ……
ミライ「…………」
カエデ「わかった?」
い、いや……
意味がわからない!!
なんで絶頂させる必要があるんですか??
それに肛門から記憶を排出??記憶は脳に蓄積されています。
肛門から出るはずがありません!!
……
…………
バキィ!!
カエデ「つべこべ言うな!!!!」
「やれ!!」
というわけでなぜか全権委任された私がミライちゃんをアクメさせていきます。
最高のリラクゼーション空間を提供しています。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん……
……ちょっと覚えること多いな!!
……
…………
とりあえずバイブをズコズコしてあげればいいのかな??
……
…………
バキィ!!!!
!?
私「なんの音だ!!!」
うぁぁぁぁ!!!!ミ……ミライちゃんが廊下を練り歩いている!!!
……
…………
あ、あれは……
……
…………
幕之内一歩!?
実況「あーっ、止まらない止まらない!!チャンピオン棒立ち〜〜〜〜〜〜!!」
……
…………
とまあ、こんな感じでいい加減な調教をするとストレス値がドンドンたまり、上限を超えるとミライちゃんが真なる力を発揮して拘束を解き放ちフルボッコにされるため
丁寧に調教していかなければなりません。女の子って繊細ね。
しかし、案ずることなかれ。
当研究施設には最新鋭の設備を取り揃えております!!
スタンダード?なバイブから……
ハケ水車!
もちろん、アナルビーズも!!
これでお尻の穴広げて、勢いよく記憶排出できるようになろうねミライちゃん♫
ドーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!
……あ!
あ〜!!
1つ気づいちゃった、これ
要は
最初に弱めの乳首責めとかそういうのから始めていって、ストレス値上昇を最低限にしながら徐々に開発度を高めて、
最後はビームでドーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
すればいいってわけね。
完全にコツを掴みました。
……
…………
……
…………
ウキャキャキャキャキャwwwwwwwww
……
…………ん?
ん〜〜〜〜〜????
おいおい、
ミライちゃん。そんなに拒絶しないでくれよ。私はあなたを気持ちよくしてあげたいだけなんだ。
仲良くしようじゃないかwww
……
…………
まあ、いいでしょう。そんなあなたの心の壁。私が破ってみせる。
アクメリフレクターで!!!!
コォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!wwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
……
…………
………………
ミライちゃんが気持ちよさそうで良かった。
アクメ作戦開始します。
……
…………
……!?
のえええ!!!!!??????どういうこと!!???
ごめん、マシンに夢中で話聞いてなかった!!!
ちょっと復習してきますね!!!
……
…………
えーと、つまり、ミライちゃんの本体は身体の中にあるコアに閉じ込められていて
外の身体は借り物。思想も洗脳されていて、なんで自分がエージェントなのか教えられずに戦わされている……ってコト!?
こいつ……
ガチで使徒じゃねえか!!!!!!
かわいそう!!
ミライちゃんを助けないと!!
どうすればいいですか!?
カエデ「ミライちゃんのコアユニットを排出させることができればあるいは……」
私「それはわかりますが、一体どうやって……。」
所長「最強のアクメをさせるんだ」
!?
私、カエデ「所長!!!」
私「とは言うものの機械がありません!!最強のアクメをさせる機械が!!」
所長「機械ならある!!」
所長「メガアクメブラスターが!!」
私「」ポカーン
……
…………
………………
私「…………やります。」
私がやります。
決戦、第3新東京市
精神コアに閉じ込められてしまったミライ。その外側を覆う肉体は「組織」が作り上げた兵器。彼女はまさに”使徒”だった。攻守共にほぼ完璧と云える能力を有するミライの肉体に対し、所長は日本全国の電力を総動員。極大エネルギーのメガアクメブラスターによって、射程外からの超長距離射撃で撃滅する「アクメ作戦」を立案、実行に移す。勝利確率8.7%の戦いが、今、始まる。
次回、
……
…………
…………
0:00
オペレーター「時間です」
私「アクメ作戦発動!メガアクメブラスター狙撃準備。第1次接続開始!」
オペレーター「了解、各方面の1次及び2次変電所の系統切り替え」
『全開閉器を投入、接続開始』『各発電設備は全力運転を維持。出力限界まであと0.7』『電力供給システムに問題なし』『周波数変換容量、6500万kWに増大』『全インバータ装置、異常なし』
『第1遮断システムは順次作動中』
オペレーター「第1から第803管区まで送電回路開け」
『電圧安定、系統周波数は50Hzを維持』
カエデ「ミライちゃん、もうひと踏ん張りだからね」
私「第二次接続!!」
『新御殿場変電所、投入開始』『新裾野変電所、投入を開始』『続いて、新湯河原予備変電所、投入開始』『電圧変動幅、問題なし』
私「第三次接続!!」
オペレーター「了解、全電力、二子山増設変電所へ」
『電力伝送電圧は、最高電圧を維持』『全冷却システムは、最高出力で運転中』『超伝導電力貯蔵システム群、充填率78.6%』『超伝導変圧器を投入、通電を開始』『インジゲータを確認、異常なし』『フライホイール回転開始』『西日本からの周波数変換電力は最大値をキープ』
オペレーター「第3次接続、問題なし」
オペレーター「了解、第4、第5要塞へ伝達。予定通り行動を開始。観測機は直ちに退避」
ミライ「ああぁ……!!ダメです……やっぱり怖いです……!!」
『メガアクメブラスター予備加速器、蓄電中、プラス1テラ』『西日本からの周波数変換電力は3万8千をキープ!』『電圧稼働指数、0.019%へ』『事故回路遮断!』『電力低下は、許容数値内』『系統保護回路作動中。復帰運転を開始』『第4次接続、問題なし』
私「最終安全装置、解除!」
オペレーター「撃鉄を起こせ!」
ガチャン!
オペレーター「射撃用所元、最終入力開始!」
『地球自転、及び、重力の誤差修正、プラス0.0009』『射撃は、目標を自動追尾中』『メガアクメブラスター、加速磁場安定』『メガアクメブラスター加速中、発射点まであと0.2、0.1』
私「第5次、最終接続!」
オペレーター「全エネルギー、超高電圧放電システムへ!」
『第1から、最終放電プラグ、主電力よし!』『メガアクメブラスター加速管、最終補正パスル安定。問題なし』
13、12、11、10、
9、8、7、6、5、4
3、
2、
1、
私「発射!」
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!
ミライ「アババババババババババババッッババッバアバッバババッバッッバババババババババッバババババッバッッバアッバババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババババババババババババッッババッバアバッバババッバッッバババババババババッバババババッバッッバアッバババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ババババババババババババッッババッバアバッバババッバッッバババババババババッバババババッバッッバアッバババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ババババババババババババッッババッバアバッバババッバッッバババババババババッバババババッバッッバアッバババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……
…………
…………
……………………
…………
…………
……………………
シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ……
カツーン…………
HAPPY END。
まとめ:最高品質の機械姦調教ゲーム
というわけで紹介してきました。
……
………………
いや、いうほど紹介してないな……
てなわけでここで紹介しましょう。
もうとにかく作り込みが細かい!!
表情の細かい描写。
汁感。
機械姦のギミック。
明らかに素人芸じゃないプロのワザでしたね。
これ処女作ということで、もうマジかという感じ。
同人エロゲの技術のインフレが止まらない!!!!!!
作者は平凡うま味貴婦人Ⅱ。
平凡、うま味、貴婦人、Ⅱ。全部つながりなさすぎない???
けど何故か口に出して読みたくなるサークル名。
GOOD。
というわけでまた次回。
完。